無事故プログラム DR® で「エコ運転」
燃費の悪い運転操作とは?
エコドライブのコツは、不必要な燃料消費をする運転操作をしないことです。
次のような操作は、燃費の良くない操作と言えます。
- ①:加速をしすぎて目標速度を超えてしまう(オーバーシュート)
- ②:前の車との車間距離が短く、流れの速度が少しでも変わると減速・加速をしなくてはならない(波状運転)
- ③:すぐ先で停止しなくてはならないのに、いつまでも加速を続けている
- ④:待ち合わせや荷物の積み下ろしなどによる駐停車の際は、アイドリングをしている
無事故プログラム DR® でエコ運転の見える化と分析
燃費の良くない運転を改善するため、運転操作を以下の3つを基準で評価し、
データを通じて、運転のエコ状態を把握できます。
①急加速
急発進、波状運転をよくするドライバーは急加速の回数が多いことが可視化されています。急加速を改善するため、発進するときは、穏やかにアクセルを踏んで発進しましょう(最初の5秒で、時速20km程度が目安です)。日々の運転において、やさしい発進を心がけるだけで、10%程度燃費が改善します。焦らず、穏やかな発進は、安全運転にもつながります。
②急減速
波状運転、煽り運転、信号が変わるタイミングでギリギリに減速する等、急減速の回数が多いドライバーも当然燃費の良くない運転といえます。急減速を改善するため、信号が変わるなど停止することがわかったら、早めにアクセルから足を離しましょう。そうするとエンジンブレーキが作動し、2%程度燃費が改善します。また、減速するときや坂道を下るときにもエンジンブレーキの活用はおすすめです。
③アイドリング
10分間のアイドリング(エアコンOFFの場合)で、130cc程度の燃料を消費します。アイドリングの回数が多いほど、燃費の無駄な消費も多いです。一定時間停車する時はエンジンオフを習慣に。 待ち合わせや荷物の積み下ろしなどによる駐停車の際は、アイドリングはやめましょう。