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2021.10.26New

飲酒検査義務化?法人向けのアルコールチェッカーの大解説



はじめに

運転

最近、車両管理者の皆さんにとって、白ナンバーの飲酒検査義務化が最も注目されている課題ですよね。


4か月前に起きた、千葉県八街市で小学生5名が大型トラックにはねられて死傷した悲惨な交通事故はまだ皆さんの記憶に新しいのではないかと思います。

この事故を起こしたドライバーは、飲酒した状態で白ナンバーの大型車を運転していたことが報道されています。


二度と同じ悲惨な事故が起こらないよう、9月2日に、これまで運輸や物流業(緑ナンバー)において実施されてきた「点呼」や「アルコールチェック」を、一定台数以上の車両(白ナンバー)を保有する事業所にも義務化する、道路交通法施行規則の改正案が発表されました。2022年4月の施行を目指しているようです。

営業車を5台以上所有されている事業所様には安全運転管理者様の設置が義務付けられており、その責務として運転者の飲酒の有無を確認することは従来から定められておりましたが、今回、アルコール検知器により酒気帯びの有無を確認することの義務付けがされることとなりました。


白ナンバーの飲酒検査義務化に伴い、安全運転管理者の皆さまにとってはアルコールチェッカーによる対応が急務となりましたが、今回は、この対応に関する役立つ情報をお紹介します。


法人向けアルコールチェッカー

1.アルコールチェッカーの義務化とは

今回の対象となるのは、道交法にて「安全運転管理者選任事業所」として規定されている企業や団体です。安全運転管理者選任事業所とは、乗用車なら5台以上、定員11名以上の車両なら1台以上を保有している事業所のことを指しています。

また、今回の改正案で新たに追加される業務は下記の通りです。


【安全運転管理者の業務】

・運転の前後に、運転者に対して目視およびアルコール検知器を使用して酒気帯びの有無を確認すること。

・目視およびアルコール検知器による確認の記録をデジタルデータや日誌等で1年間保存すること。

・正常に機能するアルコール検知器を常備すること。


2.機能アルコール検知器の選び方

選び方については、まず、携帯できるタイプにするのか、据え置きタイプにするのか等を考えなければいけません。また、機能の観点から選ぶのもおすすめします。


・単体サービス

 出庫・帰庫時の対面点呼や遠隔地との電話点呼のアルコールチェックに利用できます。

 アルコールチェッカーには、日時情報と検査結果が保存されますので、運行日誌や点呼記録簿に記載した検査結果とアルコールチェッカー

 のデータを照合して確認できます。

・PCと連携サービス

 出庫・帰庫時のアルコールチェック結果をPC経由でデータセンターに送信し、検査記録を自動的に記録・参照できます。

 パソコンに接続するだけで検査結果が自動的に登録されるため、事業所内の運用にお使いいただけます。

・ドラレコ連携サービス

 既にドラレコを導入頂いている企業様であれば、ドラレコ連携サービスがおすすめです!

 ドラレコの通信機能を利用して検査結果をデータセンターに送信します。さらに【ドラレコ連携なりすまし防止サービス】を合わせて

 ご利用いただくことで車内カメラや事業所のWebカメラとの連携により、ドライバーの顔画像と検査結果を同時に登録ができるため、

 なりすましを防止することができます。


アルコールチェッカー

3.記録方法・管理方法

チェックタイミングは以下の3つタイミングをお進めします。

①業務運転前後の会社でチェック

②出勤前の自宅でのチェック

③直行や出張先でのチェック


業務運転前後の会社でチェックは当たり前のことですが、②と③の場合も、飲酒検査が必要です。特に営業用車の場合、直行直帰で仕事スタイルをしている方も少なくはないかと思います。

もし、前日のアルコールが残っていれば、飲酒運転となり、重大な事故に繋がる恐れがあります。その場合、ご自宅から出発前にアルコールの有無を確認するという使い方が適切です。


終わりに

2022年4月が近づくと、アルコールチェッカーの需要はかなり高まることが予想されます。今のうちにしっかりと対策をしておきましょう。


【PR】無事故プログラムDRがご提供する「アルコールチェッカー」サービスには

①PC連携サービス、②ドラレコ連携サービス、③ドラレコ連携なりすまし防止サービス3種がございます。

既に無事故プログラムDRをご利用の場合は、②・③ドラレコ連携サービスをご利用いただけます。

②・③ともにUSB接続によって、車内でも事業所でも場所を問わず検査が実施ができ、検査結果はそのままデータセンターに送られるため、一か所でデータを管理できるところが魅力です。特に、③なりすまし防止サービスでは、車内で検査する場合、顔画像を自動で撮影して、実施者の顔のデータを取ることができます。

事業所内は周囲の目がありますが、車内の場合、なりすましが起こる可能性はゼロではありません。ドライバーに不正をさせないためにも、検査結果のデータの正確性を担保する上でも、なりすまし防止サービスは大変有効なサービスです。

アルコールチェッカーの詳細は以下よりご覧いただけます。皆さまの安全運転指導にお役立てください。


よくあるご質問

Q1. バック機能を追加したい、費用や手続きについて問い合わせたい。
販売店または担当営業までお問い合わせください。
Q2.一台でも契約できますか?
1台からご契約いただけます。
Q3.支店が全国にあるのですが、特定の地域でしかドライブレコ―ダーを設置していただけないのでしょうか?
全国どこでもご対応いたします。
Q4.初期費用・設定費用はどのくらいかかりますか?
車載器がレンタル式で提供致しますため、機器代費用はゼロ円です。
車載器の設置作業、PCツールのセットアップはお客さまに実施していただくため初期費用は掛かりません。
各作業は、ご契約後にログイン可能となるWeb上にマニュアルを公開しております。
なお、車載器の設置作業については、当社提携の設置業者を紹介することが可能です。
詳しくは、当社担当営業もしくは販売店へお問い合わせください。
Q5.無事故プログラムDRの強みは何ですか?
危険運転通知やデータに基づく安全運転指導により、ドライバーの安全運転意識を向上できる点です。
すでに導入企業は1200社に上り、事故件数を75%減少させた企業もあります。
また、弊社が実施したユーザーアンケートによると、
86%の導入企業が無事故プログラムDRの導入により「ドライバーの運転意識の向上」を実現できました。
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